機能性ワイヤー
Flexible Wire System
機能性ワイヤー
Flexible Wire
歯牙移動のメインはワイヤーです。
出来る限り弱い力での歯牙移動を実現するために、
当研究会ではワイヤーをデザインし、
痛み、歯根吸収、舌側矯正におけるボーイングエフェクトの問題を解決していきます。
※当サイトは医療従事者向けです。
矯正治療の抱える課題
歯列矯正治療は現代社会においてもワイヤーを使い歯に外力を加えて動かすというとても原始的な方法です。
そのため、ステンレスなど力の強いワイヤーでの歯牙移動では「痛み」と「歯根吸収」リスクがあります。
そこで、NiTi系やTMA、CMA、ゴムメタルなどの「柔らかいワイヤー」が開発されましたが、加工技術が難しく、主にアーチフォームが決まったストレート法の治療でしか使用されていません。
さらに舌側矯正治療における「ボーイングエフェクト」は、解決する具体的手段がこれまで確立されてきていないのが現状です。
特許技術による解決
NiTi系、TMA、CMA、ゴムメタルなどのしなやかな超弾性的な性質を持つ「フレキシブルワイヤー」2か所にバネ状のループ部を設けることにより、アーチワイヤー全体を長く使用でき、さらに従来水平方向に作用していた過剰な力を斜め方向に生み出すことができます。これにより十分なトルクを利かせてから空隙閉鎖を行い、ボーイングエフェクト、舌側傾斜、歯根吸収などを防止するという顕著な効果を有するものとして、特許を取得しました。
セミナーでは、この特許技術をご紹介します。
ドクター紹介
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嘉数 好哉 理事長 歯ならび矯正クリニック
これまで具体的な解決策がなかった矯正治療における「痛み」「歯根吸収」そして舌側矯正の「ボーイングエフェクト」問題を、フレキシブルワイヤーをデザインすることで解決し、特許を取得しました。 歯牙移動を劇的に変えるワイヤーベンディングを、基礎、臨...
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鳥巣 秀男 院長 歯ならび矯正クリニックCure&Care
40年以上神奈川で矯正専門で開業していましたが、初めてこの技術を観たときは目が点になりました。 患者の多さもそうですが、チェアタイムの短さ、治療期間の短さ、そして何より患者さんが全く痛がらない。 日本の矯正治療全体がレベルアップするという意...
フレキシブルワイヤー
特許公開セミナー
「痛み」「歯根吸収」「ボーイングエフェクト」問題を、
フレキシブルワイヤーをデザインすることで解決。
歯牙移動を劇的に変えるワイヤーベンディングを、
基礎、臨床の観点からお伝えします。
団体・企業紹介
矯正技術向上を目的としたフレキシブルワイヤー研究会をサポートしている企業




