KR Donticsの矯正治療法について
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【矯正治療法】KR Donticsについて
矯正治療の引き出しを
増やす講習会
治療対象歯列において全く同じ歯列形態は存在しません。そのため、歯科矯正(歯牙移動術)について学ぶことは難しく、歯科医師は「経験」を積み重ねて「経験値」を上げるしかありません。私の感覚で申し上げると、簡単な症例は誰でも治せる症例であり、重要なのは難症例への対処です。
私共の30年、40年の臨床経験から、これから歯科矯正を学ぶ先生方に、「この症例には気を付けた方がいい」、「この歯列形態には注意が必要」など、難症例についてご説明するのも大事なことであり、それらへの取り組み方などをお伝えできればと考えています。
KR Donticsの講師(鳥巣、嘉数、グレース)は、いずれも与五沢文夫先生に歯牙移動術を教わりました。師より教わった歯牙移動術の中で、診断に関しては、「できること」と「できないこと」の話が基礎となっています。
診断学、歯牙移動の技術、治療に取り組む姿勢、歯科矯正経営の考え方など、歯牙移動術を学ぶ方に必要なことを、経験に基づいてお伝えいたします。
歯牙移動術の問題点と対処方法
KR Donticsは、「ライトフォース(弱い力)」での歯牙移動術を追求しています。私共が教わってきたスタンダードエッジワイズ法の基本的な考え方(治療の根幹)は今でも変わりませんが、この方法でライトフォースを実現するために長年研究を重ね、「低剛性ワイヤーを使用したエッジワイズ法」を開発しました。
この技術開発のスタートは約20年前で、主線をそれまでの高剛性のステンレススチールワイヤーから低剛性ワイヤーへと変えていきました。その後、症例を重ね、これまでの治療法よりも優れたライトフォースでの治験例を多く生み出してきました。
FEATURE
KR Donticsの特長
KR Donticsが提供する「低剛性ワイヤーを使用したエッジワイズ法」は、「見えない矯正装置」(舌側矯正装置)にも革新的な技術を提供できます。
舌側矯正治療で最も難しいことは、抜歯症例での前歯部のコントロールであると言われています。スライディングメカニクスでもループメカニクスでも、前歯を後方に移動する場合に舌側傾斜を起こしやすいという難点があります。
ラビアル矯正でもリンガル矯正でも、「ルートリンガルトルク」を付与してから後方移動を行うのが理想的です。KR Springは、ルートリンガルトルクを実現できるアーチワイヤーです。
舌側矯正治療を良い結果に導くためには、ボーイングエフェクトを起こさないことが重要になります。抜歯治療において前歯部の傾斜をコントロールし、側方歯の咬合も崩さないで治療を行う必要があります。
低剛性ワイヤーを使用した舌側矯正治療とKR Springを使用した治療では、舌側矯正治療の短所と言われている上顎根尖吸収が軽減されるとともに、従来の方法よりも安全な治療が可能となり、トリートメントストレスが緩和されます。
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01
歯牙移動中の痛みの
大幅な軽減 -
02
歯周組織への侵襲の軽減
(歯牙の動揺が少ない) -
03
ループの縮小(ループを3分の1程度小さくできる)
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04
ワイヤーデザインによる歯牙移動への対応能力の向上
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05
歯根吸収の減少(完全に解消できないものの安全性が向上する)
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06
術後の安定性の向上
MERIT
KR Donticsを導入するメリット
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MERIT-01
痛みの少ない矯正治療の実現
歯科矯正治療の痛みの原因は、主に2つあります。歯牙移動に伴う痛みと、矯正装置(ブラケットループなど)が口の中で当たる痛みです。
低剛性ワイヤーを主線としたエッジワイズ法では、ライトフォース(弱い力)を発揮することが可能で、従来よりも痛みの少ない治療を実現できます。ループメカニクスによる歯牙移動の際も、ループを従来の大きさの3分の1まで小さくすることができるため、不快感の軽減につながると考えています。 -
MERIT-02
治療期間の短縮
ワイヤー矯正において治療効率を上げるには、いかに効率良くレベリングを行えるかが重要になります。低剛性ワイヤーにベンディングを施して歯牙移動を行えば、治療効率が上がり、治療期間の短縮が可能であると考えています。
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MERIT-03
ボーイングエフェクトの回避
舌側矯正治療において厄介な問題は、ボーイングエフェクトです。この問題を解決する方法が、舌側矯正治療でのライトフォースを実現させることと、抜歯空隙閉鎖時にルートリンガルトルクを付与することです。そのために開発されたのが、KR Springです。
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MERIT-04
施術時間の削減による回転率向上
KR Springでは、プレフォームワイヤーを使用しません。ラウンドワイヤーもレクトワイヤーも、原材料からワイヤーの作製を行うため、作製時間とチェアタイムを短縮でき、回転率が向上します。
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MERIT-05
コスト削減による利益率向上
スプールタイプワイヤーから必要な分だけ使用してアーチワイヤーを作製することで、余剰ワイヤーをなくすことができます。また、一体型ワイヤーで用いられる各種付加物(ロウ着材、クリンパブルフックなど)を使用していません。
CASES
症例紹介
特許新技術を用いた症例を
詳しくご紹介
VOICE
お客様の声
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T先生「弱い力」での矯正治療に興味を持ち講習を受講しました。1日コースでフレキシブルワイヤーの事が理解できた気がします。早速臨床に活用したいと思います。
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H先生今まで見た事もない手技で驚きました。優しいレシピからやってみたいと思います。
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A先生ワイヤーベンディングの曲げる「ルール」が分かれば 自分でも出来る気がします。ワイヤーベンディングが苦手な先生にはお勧めします。
COURSE &
SERVICE
低剛性ワイヤーを使用した
スタンダードエッジワイズ法を学べる講習会
講習会コース
色々な矯正装置が考案されてきましたが 歯を動かす方法は歯に外力を加えて動かす方法以外ありません。歯牙移動のメインはワイヤーにあると私たちは考えます。安全性を高めるために弱い力で歯を動かし加工がむずかしいと言われていた低剛性ワイヤーを加工して使用をした技術を学べます。
サービス
歯科矯正治療の導入は年々増加傾向にあります。しかし、歯科矯正は決して簡単な治療ではありません。導入して歯科医師のストレスが増えてしまうと、他の医療サービスに影響が及ぶ可能性もあります。そこで、歯科矯正臨床で30年以上の実績を誇るスタッフが、年齢別/症例別に診断をサポートし、抜歯なのか、非抜歯なのか、拡大なのか、診断にお困りの先生にアドバイスを提供いたします。
FLOW
導入の流れ
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STEP-01
フォームから申込み
講習会情報から参加希望の講習会を選んでお申し込みください。
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STEP-02
参加費のお支払い
銀行振込にて講習会費用のお支払いをお願いいたします。
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STEP-03
申込完了
参加申込完了となります。欠員が生じた場合には2次募集を行います。
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STEP-04
講習受講
当日は下記をご持参ください。
・プライヤー
・筆記用具