次世代の舌側矯正 - KR Spring
KR Spring
【特許技術】KR Spring
ライトフォースを実現し、
アンチボーイングエフェクト
を可能にした舌側矯正
「歯を動かす」とは、「歯に外力を加えて動かしていく」ことです。さまざまな装置が考案されていますが、この原理原則を避けて通ることはできません。そして、三次元的に正確に歯を動かせる装置は、やはり「ワイヤーを使用した装置」です。
しかし、ワイヤーを使用した矯正治療の短所は、「痛み」を伴うことです。なぜ痛みを伴うのか、薬を使用せずに痛みを緩和する方法はないかを検討する中で、私は「ワイヤー」に着目し、30年前から研究開発を試みてきました。歯を優しく動かす方法としては、「ワイヤーを長く使用する」ことが一般的です。しかし、口腔内ではワイヤーのデザイン自体が患者さんに不快感を与えることもあり、限界があるという結論に至りました。
もう一つの方法は、「弾性高分子ワイヤー」を使用することです。弾性高分子ワイヤーとは、NiTi系、TMA系、ゴムメタルなどの柔らかいワイヤー(フレキシブルワイヤー)の総称です。弾性高分子ワイヤーは、ステンレススチールワイヤーよりも弱い力を歯牙に伝えることができますが、加工(ワイヤーを曲げること)は困難であると言われています。
また、近年注目されている「見えない矯正装置」(舌側矯正装置)では弾性高分子ワイヤーを使用するのが一般的ですが、舌側矯正に特有の現象である「ボーイングエフェクト」を防ぐことは難しいと言われています。
私は、長年の研究開発により、弾性高分子ワイヤーの加工技術の開発に成功いたしました。その技術は、特許として認められ、令和元年度九州地方発明表彰で発明奨励賞をいただくことができました。また、2021年には「KR Dontics」および「KR Spring」で商標登録を受けました。
こんなお悩みありませんか?
以下などの多くのご要望に対処できる、
全く新しい治療法をご紹介いたします。
- 歯牙移動に伴う
痛みを軽減したい - 歯根吸収を
減らしたい - 抜歯技術を
向上させたい - 舌側矯正技術を
向上させたい - シンプルな
舌側矯正を導入したい - アライナー矯正を
簡単にしたい - アピールできる
治療法を習得したい - 他院との差別化を
図り経営を安定させたい
FEATURE
KR Donticsの特長
KR Donticsが提供する「低剛性ワイヤーを使用したエッジワイズ法」は、「見えない矯正装置」(舌側矯正装置)にも革新的な技術を提供できます。
舌側矯正治療で最も難しいことは、抜歯症例での前歯部のコントロールであると言われています。スライディングメカニクスでもループメカニクスでも、前歯を後方に移動する場合に舌側傾斜を起こしやすいという難点があります。
ラビアル矯正でもリンガル矯正でも、「ルートリンガルトルク」を付与してから後方移動を行うのが理想的です。KR Springは、ルートリンガルトルクを実現できるアーチワイヤーです。
舌側矯正治療を良い結果に導くためには、ボーイングエフェクトを起こさないことが重要になります。抜歯治療において前歯部の傾斜をコントロールし、側方歯の咬合も崩さないで治療を行う必要があります。
低剛性ワイヤーを使用した舌側矯正治療とKR Springを使用した治療では、舌側矯正治療の短所と言われている上顎根尖吸収が軽減されるとともに、従来の方法よりも安全な治療が可能となり、トリートメントストレスが緩和されます。
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FEATURE-01
歯牙移動中の痛みの
大幅な軽減 -
FEATURE-02
歯周組織への侵襲の軽減
(歯牙の動揺が少ない) -
FEATURE-03
ループの縮小
(ループを3分の1程度小さくできる) -
FEATURE-04
ワイヤーデザインによる
歯牙移動への対応能力の向上 -
FEATURE-05
歯根吸収の減少
(完全に解消できないものの
安全性が向上する) -
FEATURE-06
術後の安定性の向上
CASES
症例紹介
特許新技術を用いた症例を
詳しくご紹介
VOICE
お客様の声
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K先生
リンガル矯正が確実に変わりますね。ボーイングエフェクトを起こしにくいテクニックとか、もっと早く学びたかった。これからのリンガル症例に活かしていきたいと思います。 -
H先生
さすが「特許技術」!!もう抜歯症例は怖くないと思わせてくれるのは有り難いです。リンガル矯正導入を考えている先生には必見です。 -
ワイヤーベンディングの曲げる「ルール」が分かれば、自分でも出来る気がします。ワイヤーベンディングが苦手な先生にはお勧めします。
COURSE &
SERVICE
低剛性ワイヤーを使用した
スタンダードエッジワイズ法を学べる講習会
講習会コース
色々な矯正装置が考案されてきましたが 歯を動かす方法は歯に外力を加えて動かす方法以外ありません。歯牙移動のメインはワイヤーにあると私たちは考えます。安全性を高めるために弱い力で歯を動かし加工がむずかしいと言われていた低剛性ワイヤーを加工して使用をした技術を学べます。
サービス
歯科矯正治療の導入は年々増加傾向にあります。しかし、歯科矯正は決して簡単な治療ではありません。導入して歯科医師のストレスが増えてしまうと、他の医療サービスに影響が及ぶ可能性もあります。そこで、歯科矯正臨床で30年以上の実績を誇るスタッフが、年齢別/症例別に診断をサポートし、抜歯なのか、非抜歯なのか、拡大なのか、診断にお困りの先生にアドバイスを提供いたします。
FLOW
導入の流れ
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STEP-01
フォームから申込み
講習会情報から参加希望の講習会を選んでお申し込みください。
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STEP-02
参加費のお支払い
銀行振込にて講習会費用のお支払いをお願いいたします。
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STEP-03
申込完了
参加申込完了となります。欠員が生じた場合には2次募集を行います。
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STEP-04
講習受講
当日は下記をご持参ください。
・プライヤー
・筆記用具
FAQ
よくある質問
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ステンレススチールワイヤーでの治療で、部分的に低剛性ワイヤーでの治療を取り入れることは可能でしょうか?
可能です。犬歯の遠心移動を取り入れることで、矯正治療の幅が広がると思います。
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歯科医師であれば誰でも参加可能でしょうか?
参加可能です。今後は、ワイヤーを曲げたことがない先生向けのコースも設ける予定ですので、意欲的な先生は大歓迎です。
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1日コースと半日コースの違いは何ですか?
1日コースは、ワイヤーベンディングのコツなどをより深く学んでいただける内容となっています。
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全くの初心者でも実習を受講できるコースはありますか?
初心者のためのワイヤーベンディングのコースをご用意しています。
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歯科大生が技術講習を受講することは可能でしょうか?
人数を制限いたしますが、対応したいと考えています。
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基礎コースを学ばずにリンガル矯正コースを受講することは可能でしょうか?
リンガル矯正コースでは低剛性ワイヤーの曲げ方などは説明しないため、基礎コースを受講された方が対象となっています。
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女性ドクター限定コースの講師は海外の方ですが、日本語は通じますか?
とても日本語が上手な講師です。通訳を行えるスタッフもおり、英語が話せない方でも問題なく受講していただけます。